公開日 2022年10月13日(Thu)
10月12日(水),二週間ぶりにあの4名が帰って行きました! 賞状とトロフィー,メダル,そして満面の「笑み」を携えて!
今朝は表彰式があるとのこと。体育館に生徒、職員集合します。
ステージに登壇したのは,畜産食農科3年の矢野 輝星君(中郷中出身),小倉 香澄さん(中郷中出身),同2年生の德重 美南海さん(西中出身),同1年生の田實 夢佳さん(財部中出身),そうです,第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会特別区鹿児島県代表の4名の選手達と,...
監督の太田裕士先生の5名です!
第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会の特別区で優等賞一席受賞!
表彰式を聞きつけ,体育館には朝からテレビ局と新聞社も入りスタンバイしてくださっていました。
前田校長先生から,一人一人に賞状,トロフィーが伝達されます。
矢野君
小倉さん
德重さん
田實さん
そして、太田先生
その後,1人ずつ,コメントをいただきました。
矢野君「今回この様な賞を取れたのも,JAの指導員の方々や,地域の農家さん達のご支援やご指導,そして,実習で餌やりなどをしてくれた1,2年生のお陰です。昨年まで全共の知識はあまりなかったのですが,太田先生の御指導のお陰でここまで来れました。この場で皆さんに感謝を申し上げます。」
小倉さん「日本一を取れたのは,地域の方々の御指導のお陰です。また,毎日管理をした畜産同好会や4人のお陰だと感謝しています。有り難うございました。」
德重さん「このような賞を取れて大変嬉しく思います。これも地域の方々のお陰です。今後は,先輩達の意思を引き継ぎ,県で良い賞を取れるよう頑張りたいと思います。有り難うございました。」
田實さん「今回日本一になれたことを本当に嬉しく思います。それも皆さんの応援のお陰だと思います。次は県共(県の共進会)で良い成績を取れるよう,放課後の活動を頑張りたいと思います。有り難うございました。」
太田先生「日本一を取れたのは,もちろん牛も良かったからですが、周りのサポート,携わってくれた多くの生徒達の協力や頑張りのお陰です。「感謝」という言葉がありますが,本当に今回かみしめることができました。
「負ける」ことが多い人生の中で,生徒達は今回勝ち抜くことができて,「勝つ」ことで学ぶことがたくさんあったと思いますし,大いに成長してくれたと思います。本当に皆さん有り難うございました。」
4名に続き,校長先生からお祝いの言葉です。
「 日本一をとってくれました! 大変な偉業です。大会までJAの方,曽於市の方,和牛登録協会の方等多くのからご指導をいただき,不安材料も全て克服して臨みました。牛の部門は文句なしの一番でしたが,発表の部門では器材のトラブルがあり、発表の人は涙を流したことでしょう。しかし,私は練習からずっと見ていましたので、実力はある,絶対に1番になると確信しており,その通りになりました。
どうか皆さんも,4名がこのように日本一を取れるという素晴らしいお手本を示してくれましたので,それぞれ夢,目標あると思いますが,自分の人生でそれらを大切に追い続けて欲しいと思います。」
お話が終わると,壇上の5名に深々と礼をされました。
校長先生の言葉には、選手,指導者へのお祝いだけではなく,全校生徒への熱い激励のメッセージが込められていました。
最後に,山之内蘭音(やまのうち らん )生徒会長からお祝いの言葉。「普段から命にかかわる学習をされる皆さん、今回日本一という素晴らしい成果をあげられ、最高の敬意を表します。このことは私たち他の学科の生徒にとっても誇らしいことで有り,良い刺激になった思います。これからも曽於高校生みんなで曽於高校を盛り上げていきましょう!」
会場は何度も拍手の渦に包まれ,表彰式は終わりました。
降壇後4名を待っていたのはは、テレビ局,新聞社の取材です。
全共「凱旋」表彰式を終え,ほっとしているようですね。優しい「笑顔」です。
8月末に第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会特別区鹿児島県代表になり、約1か月半。短い期間でしたが、この4名にとっても、曽於高校にとっても、大きな展開がありました。もちろんこの間だけではなく、そこに至る長い畜産同好会や農場実習での生徒たちの管理の積み重ね、先生方はもちろん地域の方々の様々なご支援、ご指導、ご協力の結果、今回の偉業を達成することができました。
この成果を今回だけに留まらせず、引き継ぎ発展させるべく生徒、職員一丸となって、日々の学習活動を充実させていこう、そういう新たな決意を確認する場としての表彰式でありました。
笑顔輝き 夢かなう 曽於高校 は,来年創立10周年。
今後の本校生の活躍に皆様どうぞご期待下さい。