公開日 2020年11月13日(Fri)
昨年度から未成年の飲酒防止教育に取り組んでいる保健
委員。昨年全校生徒を対象にしたアンケートの中であっ
た、飲酒経験をした年齢はいつですか?の問いに、1番
多かったのが中学生という回答でした。
飲酒のきっかけは、大人から勧められたことが多かった
ため、昨年は、特に大人への啓発に力を入れてきました
が、今年は飲酒の経験年齢で1番多かった中学生への啓
発に力を入れているところです。
コロナ禍で、思うように啓発ができないもどかしさはあ
りますが、コロナでもできることに目を向け、今回薩摩
川内市立海陽中学校の生徒さんたちとオンライン交流を
することになりました!
薩摩川内市立海陽中学校は、甑島にあり、全校生徒17人
の中学校です。今年度をもって、休校が決まっており、
卒業記念に学校菜園(畑)で焼酎の原料となるサツマイ
モを栽培し、甑島にある酒造会社に提供し、焼酎作りに
挑戦している中学校です。
完成は3月で、20歳になるまで試飲することはできませ
んが、3年間かけて栽培してきたサツマイモへの想いや、
仲間への想いなどを発表してくれました。
また、本校からは昨年からの取り組みと今年度行っている
取り組みについて、発表を行いました。
参加した生徒たちは
島の子どもたちの焼酎に対する熱い想いを感じた。
今は飲めないけど、20歳を迎えたら周囲に迷惑をかけない
ように、飲んでみたい。
自分は、お酒に対して怖さがあるので、飲まないだろうと
思う。など、様々な感想がありました。
40分という短い時間でしたが、とても充実した時間になり
ました。